温泉地や山中に行かなくても、旅館に泊まれることを知った今回のホテルステイ。
しかも場所は東京・新宿のど真ん中!嘘だろ、と思ったアナタは必見です。
縁あって旅のサブスクHafH(ハフ)から予約したのは、「ONSEN RYOKAN 由縁新宿」。
実は以前にも系列である別邸代田の方に宿泊したことはあったのですが、新宿のど真ん中に泊まるだと…?ということで、2施設目制覇です。
新宿三丁目の駅から10分ほど歩いたところ、住宅街にひっそり現れる旅館風の入口。目の前にセブンイレブンがあるし、周りはマンションばかりの中で急に異世界を醸し出してくる。松の木の配置が絶妙すぎて、「ここは本当に新宿か…?」となります。
門をくぐって、建物の入口までの道ってなんでこんなにワクワクするんでしょうね?旅館あるあるだと思うけれど、ここを歩いている瞬間がいちばんドキドキする。ぽつりぽつりと置かれた照明がまた雰囲気を出していていざなわれているかんじ。
チェックインはまさかの機械!よっぽど混雑するんでしょうね。私が行った時もかなり混んでいました。機械でチェックインをすると、ルームカードが発行される仕組み。女性は大浴場に入るためのカードをもらうこともお忘れなく。代田のときも感じたけれど、いちいちロゴとかピクトグラムのデザインが可愛い。あらゆるところで見られるので要チェックです。
宿泊フロアのEVホール。すぐ隣に格子のはまった窓があって、ちょうど夕方の時間になると柔らかい光が差し込んでいました。冬の夕日はあたたかくていい。
※15時~18時くらいはチェックインが多いのでEVがなかなか来ません。
今回は7階に宿泊でした。フロアサインも本当にお洒落で、由縁シリーズのサイン全般を考えたデザイナーを紹介してほしい。数字だけ影ができるなんて誰が考えたの??
今回のお部屋は、セミダブルルーム。小ぢんまりした部屋ですが、玄関があって、畳敷きになっているのがすっごくいい。ホテルは靴を脱がなくてもいいけれど、ここは旅館だからね、靴を脱げるのです。
雪見窓をイメージした窓のとり方がお洒落ですよね・・溜息がでる。
アメニティは、浴衣・足袋靴下・大浴場セット・お茶セット(お菓子付き!)・洗面用具。サステナブルを意識して、ペットボトルのお水ではなく給水仕様でした。KINTOの1Lボトルを使ってウォーターサーバーに汲みに行くスタイルです。
私物がこまごまと映っていますがお気になさらず。marimekko60thのエコバッグ可愛くないですか??(幸)
お部屋にあるのはシャワーブースのみ。トイレが隣接しています。水回りも比較的キレイで好印象。
あとは最上階の大浴場。混雑していたので休憩エリアの写真も遠慮しましたが、露天風呂からはコクーンタワー、歌舞伎町ビルなど新宿の夜景を眺められます。
普段あそびに来る街の夜景を眺めている不思議…最後までよくわかりませんでした(笑)
到着してから気づいたのですが、今回は春節ドンピシャの時期に来てしまったようで。宿泊客は中国人の多いこと!欧米系の方も多くて、日本じゃないみたいでした。
もちろん全員ではないはずですが、中国人のマナーが目に余るものが多く、春節の時期に来るものではないな・・というのは反省。知らないのは仕方ないけど、書いてあるマナーも多いからね。郷に入っては郷に従いましょう。浴室にスマホは持って入ったらあかん。
そんなわけで、東京に住んでいるとあまり経験しない新宿の旅館(ホテル)ステイ。
個人的には別邸代田の方をオススメしますが、一度体験してみてほしいお宿です。