Y's Photolog

アラサーOLが写真を学びながらWebマーケティングもがんばる記録。

Webライティング能力検定を受けてみた話

2023年10月に、「Webライティング能力検定を受けます!」と書いてから3ヶ月。
12月には結果が出ていたのに、こちらに書き残すことを忘れておりました…。

 

結果ですが、無事1級合格

ということで受験に際し、他の方の受験ブログを参考にさせていただいたので私も残しておこうと思います。※すべて2024年1月時点での情報です。

 

Webライティング能力検定とは

・一般社団法人日本WEBライティング協会が主催するWebライティングに関する資格試験で、年4回開催されています(3月、5月、8月、11月)

全員同じ内容の試験を受け、正答率に応じて1~3級が決まるという仕組み(該当級なしの場合もある)。合格率が公式に出ているわけではありませんが、1級で30~40%前後なんだろうな、という感覚です。

受験料は¥13,500YouTube動画講座付の場合は¥19,800)。

資格の保有期間は2年間。更新費¥12,000ですが、動画視聴&ミニ論文提出が必要とのこと。

・試験は全国17カ所の会場で実施。オンライン受験は現状のところ不可となっています(2024年1月時点)。

おそらく以上のことが、何かを受験するにあたって最低限必要になる情報かと思います。
デジマに関する資格は調べる限り国家資格に値するものはなく、かつ保有期限があるものが多い印象。日々情報がアップデートされていくWeb業界において、永久保有にしても意味がないというのが理由だと思っていますし、民間企業が実施する以上は更新費なるものが発生するのだろうな…とみています。

ちなみに、Webライティング技能検定という試験もあります。受けていないので真相はわかりませんが、どっちを受けても大差ないのでは・・と踏んでいます。


誰のためのもの?

・HPやブログ更新に携わる人
・Webライターを目指す人

本来は上記の職で「すでに活動している人」も含まれてよいと思うのですが、実際に受験した感想としては「すでに活動している人はいらないのでは?」という感想(後述)。
Webライティングへの参入障壁ってほとんど0に等しいので、これから参入しようとしている人にとっては肩書きがあって困ることはないと思います。すでに活動している人にとっては当たり前の内容も多いはずなので、あとは実力をつけていくことを優先すべきだと感じました。

 

申込~受験~合格発表までのスケジュール

・申込むと、テキストがPDFで送られてきます。そこから試験当日までが勉強期間。
・合格発表は、試験日から2週間以内にメールで送付。
・合格認定証は通知から1週間以内くらいで届きました。

勉強期間は1ヶ月~1ヶ月半あれば安心かな、という印象。私は素人から約2年ほどぬるっとデジマ界隈にいるので1ヶ月程度で十分という感覚でした。平日仕事をしながらだと、ゆるくテキストを2周するだけでも2週間弱はかかるんじゃないかな。

まったくの0スタートだと、1~2か月はあったほうが無難だと思います。

 

試験科目

1)国語:誰でも理解できる平易で正しい日本語
2)ウェブライティング:企業HP、ネットショップ、ブログ、FB、などのライティングスキル
3)コピーライティング、メールライティング:売れるライティング、メールによる顧客対応
4)SEO:多くの人に訪問してもらい、売上を上げられるSEO
5)倫理・法律、炎上対策:トラブルを起こさないライティングスキル
6)Webライティングに関するミニ論文(200~300文字):意図が適確に伝わり信頼を高められる文章

味噌は国語。「誰でも理解できる平易で正しい日本語」って書いてあるけど、平易じゃないものも平気で出てくる。ことわざ、四字熟語、熟語などバリエーション豊富にわからない単語が多すぎる。結果的にテキストに載っているすべての語句の意味を調べました。偏差値高めの大学受験みたいなのもチラホラあったような…?
それに、テキストに載っていない語句が出てくるかもという可能性もあるので当日までハラハラものです。

暗記系は、倫理・法律。数は多くないのですが難しい名前が多い。

メールライティングはビジネスマンをやっていれば問題ないはずです。

ミニ論文は200~300字なので、文字数はそれほど多くないです。Xの140字がちょっと足りないな~と思っている私にとっては、結論や概要+補足説明が書けるのでちょうど良かった(笑)採点基準も高校(大学)受験ほど厳しくないのでビビる必要はないかなと思います。

 

受験勉強の方法

テキストは、申込後に送られてくるPDFのみです。心もとない!!
ただし、国語問題の一部以外はテキストからの出題しかないと言っても過言ではないくらい。

YouTubeの動画講座付きで申し込むこともできますが、おそらく初めてWebライティングに携わる人だけで十分なのでは?と思っています(営業妨害ではありません)。

私の場合は、テキスト2周+章末・巻末問題を3周しました。+ノートまとめ。
2周読めばだいたいの内容は暗記できるし、巻末問題の正答率を上げられるように暗記の時間をとれれば問題ないかと。あくまでゆるっと2年デジマ歴の体感です。

 

試験当日のこと

私は東京会場で受験しました。当日はどんよりした雨天。センター試験(今は共通テストか)の日もなんだか天気の悪い日が多いイメージですけど、この日も傘さして歩いた記憶があります。

会場は雑居ビルの貸会議室。お世辞にも環境がよいとは言えないですが、なんだか会場もゆるい雰囲気だったので緊張せずに受けられました。※他の会場・日程も同じかどうかはわかりません。

注意事項が説明され、制限時間内でも終わった人から退出可でした。私は20分くらい残して退出したけれど、最後まで残っていた人はどのくらい居たんだろう…。

 

総括

どの資格もそうかもしれませんが、これを取得したからといって仕事をもらえるわけでも収益化に直結するわけでもないと思います。
武装のひとつにはなると思いますが、あくまで合格したときのモチベーションUPがメインかと。もちろん知識はつくので、トライして損なことはありません。

 

受験を検討されている方は、取り組みやすい資格のひとつだと思いますのでぜひ!

認定証

認定証はわりとすぐ送られてきました。